IdentityⅤ 第五人格 マクロとミクロ

今回は実際のプレイ画面から見る

マクロとミクロという考え方について。


前回「庭師はマクロ寄りのキャラクター」という話をした内容を掘り下げていきます。


対人の戦略ゲームをプレイしている人の中には、当たり前に使われる用語ですが、自分もMOBAのようなジャンルをプレイし始めたのはつい最近で、それまで全く使わない言葉でした。


自分なりに捉えると、

マクロ:マップやチャットから見る広い視点での戦略


ミクロ:画面内に見える範囲での細かいプレイや操作


といった感じでしょうか?

例えば次の画面をご覧ください

f:id:Shim-games:20190818231101j:plain

第五人格の実際のプレイ画面です。

画面中央のサバイバーの心臓が光っていますが、

これはハンターが近くにいる時に起きる鼓動です。

これだけ見れば当然ハンターから離れ、逃げなければならないと思うはずです。

右上のアイコンを見ると、オフェンスというキャラクターのアイコンが風船で飛ばされる絵になっています。

これは、今まさにハンターがオフェンスを吊り下げロケットチェアに運んでいる状況を示しています。

となると、この画面は

「追われているのではなく、オフェンスを捕まえ、運んでいるハンターが近くを通りかかった」

と見ることもできます。自分が近くにいるので

ハンターにバレていなければ助けてあげたいところですね。


加えて、画面中央上部の「1個の暗号がまだ解読されていません」の文字に注目です。

この場面は暗号機をあと一つ解読すれば、脱出の出口を開けることができるようになります。


皆さんならこの状況、どうしますか?

他のプレイヤーに暗号を任せ、拘束されるであろうオフェンスを救助?

オフェンスは後回しに、暗号解読を優先?


マクロとは、これらの判断、戦略を指します。

実際にこの対戦では、画面のプレイヤーは

暗号機を探してこの場から離れていきました。

しかし暗号機が中々見つからず、最後には見つかり捕まってしまいました。


マクロの把握、判断が正しかったとしても、

操作ミスをすればピンチになり得ますし、

状況を見誤っても上手な操作で窮地を切り抜けられる可能性もあります。


ミクロとは、そういった細かい操作、判断の事を指すものだと筆者は勝手に解釈しております。


これらを踏まえて、前回紹介した庭師エマは

チェアの破壊はタップするだけ

解読の難易度が下がる

その分どの状況でどの行動を取るかが重要

、、、以上からマクロ寄りと判断します。


ではミクロ重視のキャラクターはどんなやつ?

筆者の普段使いの紹介です。


泥棒(クリーチャー・ピアソン)

f:id:Shim-games:20190818235925p:plain

①初めから懐中電灯を所持。懐中電灯の使用可能時間が100%上昇

②板や窓を乗り越える速度が15%上昇

③サバイバー全員の暗号機調整の発生率が10%上昇し、成功範囲が10%縮小

④サバイバー全員のアイテムボックスの開封速度が100%上昇


逃げるのが得意な泥棒は、①の能力で懐中電灯が長時間使用可能です。ハンターの正面に一定時間当て続けると、怯ませることができるアイテムです。逃げながらハンターに当て続けないといけないので、実際強力なアイテムではありません。

板や窓を乗り越えるのが早いので、障害物のある場所ではチェイス(追いかけっこ)が得意です。

③の能力では、暗号機の調整が起きやすく、また成功しにくくなります。全てのプレイヤーに効果が及ぶため、いつも以上に暗号解読がシビアになります。

④も全体効果。アイテムボックスを早く開けられます。消費アイテムを多く使う幸運児などと相性が良いです。


①と③の効果は、始めたばかりでは失敗のタネになりますし、②の効果からハンターに追われる囮役になることも。細かい操作精度が求められる

泥棒は、ミクロ重視のキャラクターと言えるでしょう。


筆者は泥棒からこのゲームを始めました。

ただゲームを繰り返しプレイすると、マクロよりもミクロの精度に偏って上達しやすいと思い、

早く結果が出るだろうという狙いです。


衣装もアクションも魅力的なので是非使ってみてください。